『キッズチャレンジフェスタ2019』開催報告

令和元年8月17日、鹿児島中央駅東口「若き薩摩群像」前でキッズチャレンジフェスタ2019が開催されました。鹿児島YEGでは、毎年子どもたちを集めて、様々な趣向のイベントを開催しています。

今回は「子どもは地域の宝」をキーワードに、地域全体で子どもをたちを育み、それぞれの立場でできるサポートに積極的に取り組んでほしいという願いで、大人と子どもたちの交流をより大きな規模で創出するイベントを開催しました。

イベントには6月に引き続き鹿児島県知事の三反園訓様が、会場で一生懸命頑張る子どもたちを激励にいらっしゃいました。各ブースを時間をかけてまわり、子どもたちと楽しそうにお話をされていました。三反園知事は「安心して産み、育てられる鹿児島」をつくるため、とても熱心に行政の整備や情報の収集などに努めていて、数多くの実績をあげていらっしゃいます。

多くの人に広めるために

今回のイベントは、多くの人を会場に集めて、子ども食堂の取り組みや、県や市の取り組み、助成や勉強会などの情報提供をすることが大きな目的です。県内41箇所のネットワーク加盟の子ども食堂や地域食堂のマップ展示をはじめ、子ども食堂に関する正しい知識を広げるための動画の上映。今回後援についていただいた鹿児島市と鹿児島県に協力を依頼して、子育てや暮らしに役立つ情報をポスターやパンフレットなどで掲示するなど、来場者の方々に知っていただきたい情報の発信に努めました。

メイン企画

今回のメイン企画は、かごしまこども食堂・地域食堂ネットワークの協力による、子どもたちの販売体験です。森の玉里子ども食堂、ナポリ通りの子ども食堂&祥徳寺子ども食堂、ほしがみね☆みんなの食堂がチームとして挑戦。準備から当日の販売まで子どもたちが主体となって行い、商売をすることの楽しさやコツなどを学んでもらおうという企画です。

森の玉里子ども食堂チームはわたあめとパンを販売。単純に販売するだけでなく、セットをつくるなど、かなり実践的な販売をしていました。お金を間違えないように一生懸命頑張っていました。

ほしがみね☆みんなの食堂チームは2つのブースを使って多種多様な商品を販売。どのチームより呼び込みを一生懸命頑張っていて、最初から最後まで絶え間なくお客さんの姿がありました。

中でもお魚釣りゲームは大人気。子どもはもちろん、大人も一緒になって楽しむ姿が印象的で、将来お店を経営したら大繁盛間違いなしの素晴らしい団結力でした。

準備の時に一生懸命色ぬりをしている姿も見ていたため、私も嬉しくなりました。

ナポリ通り・祥徳寺子ども食堂連合チームは今大流行中のタピオカドリンクを販売。一番難易度の高い商品ですが一生懸命頑張り、なんと他のチームに2倍以上の大差をつけて売り上げトップになりました。クレジットカードを出してくるおかしな大人のあしらい方もバッチリ◎でした。

一般参加型企画

会場ではメインの販売体験ブースの他に、一般の方々が大人から子どもまで楽しく参加できる企画を用意。普段は有料でしか体験できないようなことも、より一般の方々に多く楽しんでいただくために材料費などはYEG側が全て出資しました。

マグネットブックマーカー、ビーズアクセサリー、サンドブラストによる彫刻体験といったワークショップが無料で体験できる機会はなかなかないため、大いに盛り上がっていました。また、会場では公益社団法人鹿児島県歯科衛生士会のご協力により、歯の無料健康相談やフロスの講習も実施しました。

また、会場ではかき氷の無料提供を行い、大いに賑わいました。

ステージイベントで会場を盛り上げる

ブースだけでなく、他にも会場を盛り上げるステージイベントを開催しました。薩摩源氏蛍によるよさこいの演舞や、小・中・高生混合チームによる吹奏楽の演奏など、大いに盛り上がった他、YEG会員企業からの協賛品が当たる抽選会を開催しました。

薩摩源氏蛍の演舞は外国の方も足を止めて見入っていました。

吹奏楽の演奏はとても素晴らしく、普段活動を共にしていない学年の違うメンバーがこの日のために一生懸命努力したことが一目瞭然といった完成度でした。

抽選会では協賛者自ら抽選番号を引いていただきました。複数の商品が当たった人もいて、当選した人はとても喜んでいました。

表彰式

最後は各販売体験チームへの表彰を行いました。結果は、最優秀企画賞に「ほしがみね☆みんなの食堂チーム」、最優秀チャレンジ賞に「ナポリ通り・祥徳寺子ども食堂連合チーム」、鹿児島商工会議所青年部会長賞に「森の玉里子ども食堂チーム」が輝き、それぞれに賞状と副賞が授与されました。

総括

今回のイベントは、直接的な営利を目的としない、そして団結して運営に臨むことができるYEGだからこそ実現できた企画でした。たくさんの人々を笑顔にできるイベントの中で、子どもたちが商売に興味を持ってくれたり、学年を超えて一緒に共通のものに取り組んだ子どもたちが世界を広げたり、そして、展示してある情報に助けられる大人がいたり、今まで間違って認識していた「子ども食堂」を正しく知り、参加してみたいと感じてくれたり。

なによりもこのイベントを通じて鹿児島の商売人はとっても素晴らしい人たちばかりで、鹿児島はすごく楽しいところだから、ずっと鹿児島に暮らし続けたい!と感じてくれる子どもたちが増えれば素晴らしいことだと思います。

最後に、今回のイベントはYEGだけでなく多くの外部の方々から支援をいただいています。心より感謝すると共に、今後も私たちYEGにできることに一丸となって取り組み、鹿児島の未来を支える一助になれるよう邁進してまいります。

協賛いただいた企業名は、WEB特設ページに掲載のほか、当日イベント会場にて掲示をさせていただきました。ご協力誠にありがとうございました。

協賛をいただいた企業・団体・個人の方々

株式会社ワカマツ自動車
ソフィール美紀
双葉鉄工建設株式会社
株式会社城山ストアー
ジャパンプランニング株式会社
有限会社エキスプレス鹿児島
協和建設株式会社
株式会社南日本総合サービス
株式会社保険企画カワイダ
有限会社かねやま
学校法人四元学園認定こども園はなぶさ幼稚園
有限会社姶良電設
蒲生八幡神社 おおくすの社保育園
有限会社鶴岡保険事務所
有限会社南州メディカル
株式会社田代設計工房 不動産事業部 T-estate
株式会社南日本ビジネスサービス
アリマ食品有限会社
Soirée de Fleur
みのる印刷有限会社
Interior&Curtain SARA
株式会社南九州三和
株式会社立和田
有限会社コバ金物店
丸井産業株式会社 鹿児島営業所
株式会社テラコー
照井設備工業有限会社
ウノキ産業株式会社
田島板金工業株式会社
株式会社テックヨシダ九州支店
株式会社柴田自動車
南日本新聞開発センター
アパートメントホテルecott-イコット-
司法書士事務所ひなた
深野行政書士事務所
有限会社エアプラント工業
橋口設備
栄匠建株式会社
有限会社浜崎蒲鉾店
株式会社ビジネスパートナー
株式会社ローソンファームいちき串木野
グレイスコレクションズ
日本ガスエネルギー株式会社
川本ポンプ
株式会社三州機工商会
株式会社MBCサンステージ
ゲンプラン設計株式会社
アルバス広告デザイン

ほか、表示を希望されない個人の方々が多数いらっしゃいました

引き続き、当日のイベント後に行なった例会と懇親会の様子を報告します。

例会

今回の例会は、19:00より中央駅に近いホテルタイセイ2号館会議室で執り行いました。イベントの後ということもあり、今回は特別に自由服・バッジ着用なしでの開会となりました。例会にはイベントに引き続き、熊本YEGの三好会長がご参加くださいました。

綱領朗読、指針唱和は広報研修委員会、大石副委員長が努めました。

イベントの達成感からか、ラフな服装のおかげなのか、各報告は普段より和やかな雰囲気に包まれ、笑顔が多い例会になりました。

懇親会

懇親会はホテルタイセイアネックスに移動し、総勢33名で開催されました。

若松会長からの直接の指名で、来月の担当委員長である荒木委員長から挨拶がありました。来月も今月に負けないくらい素晴らしい事業を計画しているとのことで、荒木委員長をはじめ交流委員会の皆さんに委員会を超えて協力していければと思います。