県の「子ども食堂みんなで応援会議」に出席しました

令和元年8月19日、鹿児島県が実施している、「第1回 子ども食堂みんなで応援会議」に出席しました。若松会長が鹿児島商工会議所青年部の代表として会議に臨み、企業人の団体であるYEGが、子ども食堂へどのような形でサポートできるかを考える機会としました。

亀元副会長と、広報研修委員会より下吉が聴衆として参加してまいりましたので、報告させていただきます。

参加者は、鹿児島県知事をはじめ県庁の関係担当課、県の福祉に関係する各団体、商工会連合会やJA鹿児島県中央会などが名を連ね、参加した子ども食堂運営者の生の声に耳を傾けました。


子ども食堂を運営する方々の意見として主に以下のような声がありました

●空き家を活用するなど、もっとたくさんの人が利用しやすい場所で活動したい
●公民館を借りるとき、少額でもお金をとると商売として扱われてしまうので保健所の指導が必要になると言われた
→(担当部門より)プロジェクトの取り組みで、現在は登録された食堂は緩和されるようになっている
→(知事より)しっかり周知させることが必要
●学校でチラシを配りたいが、印刷や配布に課題がある
(学校側から、カバンを持ったまま行くと寄り道になるから配布は難しいと言われた)
●人口の少ないいわゆる過疎地域では、子ども食堂までの距離が遠く、なんとか交通の手段をつくれないか
●鹿児島市以外の地域でも、商工会議所などの団体からのサポートが活発になって欲しい


今後、鹿児島県では保管場所や物流の確保、支援を取りまとめる調整役の確保、応援企業の申し出とこども食堂のニーズを的確に結びつける仕組みづくりに着手するほか、地域が一体となった支援を行えるよう連携を促進していく考えということです。

 

最後に、若松会長から鹿児島商工会議所青年部が8月17日に開催したキッズチャレンジフェスタ2019について報告を行い、時間いっぱいで閉会となりました。