新型コロナウィルスの影響に伴う鹿児島YEGの動きについて

今般の未曾有の感染症に罹患されました方々にお見舞い申し上げ、いち早い回復を願いますとともに、身の危険を顧みず最前線で医療を支えている医療従事者の方々へ心より敬意と感謝を申し上げます。

新型コロナウィルスの影響をうけ、日本全体、また鹿児島県内の企業や住民にも甚大な影響が出ています。青年経済人の団体である私たち鹿児島YEGに所属する会員も例外ではなく、事業継続が危ぶまれる方や、厳しい決断を迫られている経営者も数多くいます。

住民の健康や企業の健全性が損なわれては、いつかこの大災害が落ち着いた未来に大きな傷を残すことになりかねません。そのような状況に対抗すべく、鹿児島YEGでは有志メンバーを中心にいくつかの取り組みを行なっています。

小さな取り組みですが、まず私たちが実行できることに対してスピード感を持って取りかかり、会員をはじめ地域の方々の「それぞれの立場でできること」に取り組む一助になれば幸いです。

① 状況把握・陳情

【目的】
会員事業所に発生している影響や、今後発生しそうな困難を、世情の変化とともにリアルタイムで正しく認識し、解決策やサポート体制の構築を計ります。

【内容】
・不定期アンケートへの回答を促し、ヒアリングを実施する
・解決策やサポート体制の構築に関するアイデアを収集する
・当会だけでは解決できないと判断される場合、公的機関や各種組織への陳情を行い、協力を要請する。

進捗状況

5月7日(木):ヒアリングに使うアンケートの雛形を作成し、役員を対象に意見の集約を行いました。


5月9日(土):第1回目のアンケート調査を開始しました。



第1回目のアンケート結果についてはこちら

② コロナに負けるな!戦う企業PRコーナー

【目的】
各企業の打開策や取り組みをWEB上に集約することで、利用の促進や広報活動のサポートにつなげます。

【内容】
鹿児島YEGのWEB上に特設ページを開設。
https://kagoshima-yeg.com/coropr/
飲食店に限らず、様々な業種のサービスや情報を掲載し、様々なユーザーのニーズに対応する。

情報量が充実したところでfacebookなどによる広報活動を開始する予定。

進捗状況

5月7日(木):TOPページの上部・下部にリンクバナーを掲載しました。


③ 会員企業の物販支援

【目的】
物販を主とする会員企業の足元の状況打開をサポートするため、会員内での告知・情報共有を担当者がとりまとめ、相互利用を促進します。

【内容】
設定日を設け、メニューを作成。エンジェルタッチ(会員間のグループウェア)やLINEなどで情報を共有し注文を取りまとめる。

進捗状況

5月7日(木):●ソワレドフルール「フラワーギフト」●ブルーキャメル「ワインセット」●ブレイズ「ピザ」の紹介を開始しました。


5月11日(月):●さつま馳走 舞田●天文館果実堂●炭火焼 ばんせい●ごじのね・ほかけふね の紹介を開始しました。


5月18日(月):●ぎょうざのビッグファイブ●焼肉の和牛門●肉×創作ダイニング 凜’sの紹介を開始しました。


5月26日(火):●岩崎産業株式会社●恵食惣菜 じゃが太郎●有限会社佐多宗二商店の紹介を開始しました


 

④ 時は糧なり!YEG学園ビジネス学部雑学科

【目的】
自宅にいる時間を新たな学びの機会として捉え、より有意義なものに感じていただくことで「STAY HOME」の推進に貢献します。

【内容】
様々な分野の知識や技能を持った会員がZoom(ビデオ会議形式)による特別講義を開催。
開催期間は5月末までを予定していますが、状況により延長を検討します。
●実体験や経験に基づくものなど、普段はなかなか触れることのない生きた情報を学べる。
●講師となった会員の能力をPRする場にもなる。
●リアルタイムで講義・閲覧することで交流の場をつくる。

進捗状況

5月7日(木):講師となる会員を8人、自薦・他薦により選定しました。


5月11日(月):第1回目の講義「アメリカ生活で得た知識」を行いました。


5月15日(金):第2回目となる講義「令和時代の労務管理」を行いました。


5月18日(月):第3回目となる講義「ワンさんの自宅で楽しむワイン講座」を行いました。


5月22日(金):第4回目となる講義「雇用に関する助成金」を行いました。


 

⑤ みんなで取り組もう!かごしま検定

【目的】
状況が改善し、人の移動が再開された際、多くの観光客に鹿児島の魅力を知っていただき、再び訪れていただくことが地域経済活性化の一助になります。不要不急の外出自粛を受け、時間活用の一環として「かごしま検定」受験に向けた学びの機会を設け、鹿児島の魅力をアピールできる人材育成に努めます。

【内容】
・鹿児島検定の概要に関する情報の共有
・学習に役立つツールの情報提供や学習機会の設定

進捗状況
⑥ 会員間交流

【目的】
不要不急の外出自粛により会員同士が直接会うことのできない現在。毎年行なっている資質向上や地域貢献を目的とした事業活動も計画することができないばかりか、会員間の交流や情報交換の場も無くなってしまっています。このような状況下でもコミニュケーションを活発にとり、意見交換が行えるよう環境整備を行います。

【内容】
・オンライン形式での交流の場を設定
・会員への直接的聞き取り
・会員企業の問題解決に向けたアイデアの収集

進捗状況
⑦ 鹿児島YEGの組織運営に伴う環境整備

【目的】
集まれない状況下でも組織を維持し、活発な議論の場を継続できるよう、また状況が改善した後でも新しく革新的な組織運営ができるよう、運営方法の整備や環境の改善に取り組みます。

【内容】
・オンラインミーティングソフトの正式導入に向けた予算の確保
・サロンのネットワーク環境整備に伴う問題解決

進捗状況
5月7日(木):役員会においてオンラインミーティングソフトの導入に伴う予算案が承認されました。
⑧ 鹿児島県連・九青連との連携強化

【目的】
鹿児島県の、鹿児島市以外の地域のYEGもこの状況下で様々な地域貢献活動や取り組みを行なっています。各単会との連携を密に行い、鹿児島YEG会員への情報伝達をスムーズに行うことで、県全体の連帯を高めます。

【内容】
・各単会の情報収集、情報発信
・エンジェルタッチを使用した会員への情報共有

進捗状況
県内他エリアYEGの活動状況
川内YEGは、新型コロナウイルスで打撃を受けている会員の飲食店を支援しようと、「#薩摩川内エール飯」と銘打って薩摩川内市神田町の同商議所前で弁当販売を始めた。
 

霧島YEGは、霧島JC・霧島市商工会青年部と合同で、約10店舗のテイクアウト商品の販売を行う『コロナウイルスに負けるな!ドライブスルー in 霧島』を、期間限定(4月24 日~26 日)で開催。


いちき串木野YEGは、YEGモール内で「コロナに負けるな!いちき串木野満載セット」の販売を開始。


奄美大島YEGは、OB会との連名で奄美市市長・朝山毅様及び奄美市議会議長・与勝広様へ新型コロナウィルスの対策や支援の充実を図るべく要望書を提出。


九州商工会議所青年部連合会は、日本商工会議所青年部と連携し、コロナウィルスによる、九州の中小零細企業への影響の第一弾アンケートを実施、九州経済産業局へ提出。


いちき串木野YEGは、5月3〜6の日程で「GENKIにドライブスルー」と銘打ち地元飲食店の弁当の販売会を開催。


枕崎YEGは#枕崎エール飯と銘打ち5月16〜17の日程で飲食業組合、枕崎・坊地区法人会青年部と合同でドライブスルー販売会を実施。


霧島YEGは、#霧島エール飯と銘打ち、霧島市の飲食店を「支援チケット」で救うためのクラウドファンディングを実施。


指宿YEGは、指宿市と協力し新型コロナウイルス感染防止のため持ち帰りや配達サービスをしている市内の飲食店64店舗(4月29日現在)をそれぞれの公式ホームページで紹介