会長所信
令和6年度スローガン
Bonding and Growth
~団結のその先へ~
世界中に猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、令和5年5月に「5類感染症」へ移行され、日本はコロナ明けの社会に向けて歩み始めています。感染拡大のリスクを軽減したことで、経済活動が回復し、人々の生活が徐々に正常化されつつあります。
一方、原材料やエネルギー価格高騰等のコスト増、人口減少や少子高齢化により人手不足など様々な問題がある状況下においても、持続的な経済成長を確保することが喫緊の課題となっています。さらに持続可能な成長への変革が必要とされる中で、環境への配慮も含めた経済の変革が求められています。
そのような状況の中で我々の使命とは何か?
鹿児島YEGは、地域社会へ参加し、青年経済人としての意見やアイデアを発信するとともに、地域の課題に取り組み、持続可能な解決策を提案することで、若者のリーダーシップを育成し、地域社会の発展に貢献しなければなりません。
その為に我々に必要なこととは何か?
激動の時代の中で、我々青年経済人は、ますます激しい競争と大幅な変化に耐えていかなければなりません。このような状況下においても、我々は常に成長し続けなければなりません。そのためには、強い絆が必要です。
なぜならば、仲間との絆は、個々の能力を高めるだけでなく、助け合い、協力し合うことによって、各々の弱点をカバーし、より高い成果を達成する手助けとなります。また困難な局面でも希望を持ち続け、前向きなエネルギーを生み出すことができます。
だからこそ、我々青年経済人は、絆を大切にし、信頼を深めながら成長していくことが重要だと考えます。
令和6年度スローガンは、「Bonding and Growth ~団結のその先へ~」と掲げさせていただきました。
令和6年度はYEG活動の4つの柱、「ビジネス交流(仲間づくり)」「自己研鑽(スキルアップ)」「地域貢献・地域活性化」「政策提言活動」を実践するとともに、会員同士がより深い絆で結ばれ、会員や自企業がより成長できるような活動を行います。
また令和6年10月に開催される「日本商工会議所青年部 第44回九州ブロック大会 かごしま大会」を主管します。本大会では、企業の発展と豊かな地域社会の形成のために、鹿児島YEG・鹿児島県内YEG・九州内YEGが交流と連帯の輪を広げ、心を一つに団結し、「鹿児島はひとつ」、「九州はひとつ」と仲間意識を実感できる大会にします。
YEG活動を通じて、様々な課題を一致団結して乗り越えることによって、鹿児島YEGが強い絆で結ばれ、鹿児島にとって頼りになる青年経済団体、そして魅力のある青年経済団体になることを目指します。
かけがえのない仲間とかけがえのない時間を過ごし、かけがえのない1年にしましょう!
l 基本方針
令和6年度は自企業及び地域の発展の為に、自己研鑽と会員間交流を充実させ、創意と工夫、勇気と情熱を持って以下の活動を行います。
資質向上活動
各会員が次代への先導者としての責任を自覚し、地域や自企業の発展の為に事業を通して自己研鑽に努め、資質の向上を務めます。
日本商工会議所青年部 第44回九州ブロック大会 かごしま大会
主管地として、鹿児島 YEG 内に実行委員会を設置し、全ての委員会・室で取り組みます。また本大会を通じて、他単会及び自単会の交流を深めます。
交流活動
九州ブロック大会や30回目を迎える南九州YEG三県交流会議を通じて、自単会だけではなく、日本YEG・九青連・鹿児島県連との交流を図り、活動の活性化・組織力の強化・相互の絆の深化に努めます。
政策提言活動
政策提言活動をより効果的に実施できるよう、鹿児島YEGが今まで行ってきた政策提言についてどのように市政・県政に反映されているか調査・検証します。調査・検証結果を基に今後の政策提言活動を効果的に実施できるようにします。
研修活動
地元鹿児島により深い愛着を持ち、地域への貢献意識を高めることを目的に、青年経済人らしい視点で地元鹿児島の魅力を再確認できる研修を実施します。
まちづくり活動
鹿児島の魅力を理解し、鹿児島をさらにより良い街にできるよう、各種事業を企画・運営し、地域社会の発展に寄与します。
広報活動
鹿児島YEGが令和6年度に実施する事業に関する動画を作成し、会員に周知し、理解していただくことで活動への参加率の増加を目指します。また各種メディアを活用することで、鹿児島YEGの認知度を高め、会員数の増加に繋げます。
●組織
6つの委員会と1つの室を設置します。
・総務委員会
・研修委員会
・広報委員会
・政策提言委員会
・まちづくり委員会
・交流委員会
・出向者連絡室
● 役員会・委員会・例会
役員会:原則として第1水曜日に開催します。
委員会:原則として第2水曜日に開催します。
例 会:原則として第4水曜日に開催します。