８月例会「鹿児島YEGレジリエンス～今こそ成長の時～」開催
令和3年8月25日に鹿児島YEG8月例会を開催いたしました。
鹿児島県緊急事態宣言及びまん延防止重点措置の状況を鑑み、Zoom開催となりました。
【事業目的】現在、コロナ禍で経験していることを未来へ活かし“成功するためのバネ”と捉え会員同士学び合う。有事の際の対応、意思決定、備えについて考え、今後の鹿児島YEG運営に活かし、それぞれ自社に持ち帰ることでより強く、誇り高く経済活動ができる未来を切り開く第一歩とする。
【事業内容】
①クロスロードゲームの実施
阪神・淡路大震災で、災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成された、カードゲーム形式の防災教材「クロスロードゲーム」を参考にし、どちらの回答を選択しても犠牲が生じるような難しい意思決定を求められる問題を用意し、それぞれ自分の回答の理由を共有した。
実施した問題は下記の３問。
１．あなたは電力会社のメンテナンス部門の課長です。
電線整備担当の社員がコロナウイルスに感染し、半分職場に出て来ていません。前日の大型台風の影響で、停電地域がチラホラ 。あなたは社員に残業を課して勤務させますか？
YES：多少無理をしてでも残業をして勤務にあたってもらう
NO：通常通り勤務してもらう
２．あなたはホテルの経営者です。
海外から、スポーツチームが合宿で訪れる際の宿泊先として受け入れの依頼が来ています。未だ新型コロナウイルスが収束しきっていません。ホテルの稼働率は10%未満で、売り上げが上がる点ではこの依頼は魅力的です。あなたは受け入れに応じますか？
YES：応じる
NO：応じない
３．2030年、新型コロナウイルス感染者が再び日本で発生し、県内でも感染者が確認されている。あなたの経営するスーパーのパート従業員が感染を恐れて出勤してきません。通常通り営業を続けますか？
YES：続ける
NO：続けない
様々な意見が飛び交い、新しい価値観をインストールできとても勉強になりました。
また、意思決定をする上でどういった情報が必要かなどを考える良い機会になりました。
②有事の際に使えるチャートの意見出し
有事の際に組織がどのように動き、対応したら良いか、どんな準備をしておくべきかについて意見だしをしました。
出た意見については、内容をまとめて会員内で共有しました。
【感想】なかなかオフラインで顔を合わせることが難しい中、それぞれが大事にしている価値観や想いを共有することで、良い学び合いの機会になったと思います。
今後も誇り高く経済活動が続けられるよう、会員一同精進して参ります。
